
説明しよう。
もしもロゴは別の文字列に置き換えることで「ロゴを作った人がどのような気持ちで作ったか」そして「別の文字ならどのように作るか」を研究することである。
今回は人気のゲーム&アニメの「恋と選挙とチョコレート」のカッコ良いロゴで、SF小説の超名作であるハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」だ!
こんなのかっこいいに決まってる!
恋と選挙とチョコレート公式サイト
月は無慈悲な夜の女王(Amazon)
まずは元のロゴを解析しよう
ベースフォントはA1明朝
フォントはA1明朝で間違いないでしょう!そして接続詞のところだけゴシック系のフォントだ。
さっそくA1明朝で組んでみたがなんかサイズが合わない…
別のフォントかな…という不安がよぎる中、水平比率を変えてみたらばっちり合いましたよ!
僕のみたところ明朝体部分の水平率を93%にするとピッタリでした。
何をしたかよりも何をしなかったか
もう少し見てみると文字の一部が縦横に伸びたりしています。こんな時は、「何をしたかしたか」よりも「何をしなかったか」が大事!
たとえば「ヨ」と「コ」を「選挙」のように繋げてもよかったはず。それをしなかったのはなぜなか?
仮説としては「①字の太さが合わない」「②漢字じゃないから」「③必要以上に装飾しない主義」などを考え、③の非装飾系という結論に達した。合ってるかどうかは分かりませんがこれで作ってみましょう。
今までのところをまとめると、明朝部分はこのような解析結果に。
ということで、これを元に早速作ってみましょう!
さっそく作ってみた
まずは配置バランスを考える
ざっくりと組んでみた。
直したい所としては
– 全体的に元のロゴよりもサイズの変化が少ない
– 「無慈悲」の部分がちょっとスコーンって感じがするので余白を詰める
– 「女王」もなんかバランス悪い
その他、文字を伸ばしたりする作業も行ないます。
完成したものがこちらです
できました。
前のものより「無慈悲」「女王」のサイズのバランスを変えました。
「女」と「王」もつなげようかなぁ〜と思いましたが、王の下を伸ばしてるので「これ以上はよくない!」と思いとどまりました。
ひらがな部分を囲むようなイメージで漢字を配置するとそれっぽくなった気がします。
作ってみると結構悩むので、ぜひやってみましょう!
それでは!